浮気(不貞行為)Q&A 4


Q6 風俗は不貞? 


風俗であっても他の異性と性交渉を持てば浮気ですが、たった一度だけの場合等では不貞行為とまではなりません。
しかし、風俗大好き男性の場合は、何度話し合ってもその風俗通いが治らない場合には「婚姻を継続し難い事由」になり離婚請求が出来ますが、その風俗店や風俗嬢に対して慰謝料を請求する事は出来ません。
   
しかし、出逢った場所が風俗店であっても、一定の風俗嬢とプライベートな場所で金銭や物品での性交渉の契約無しに(売春:買春)肉体関係を継続している場合には不貞行為が認められ、その風俗嬢に対して慰謝料請求も可能と考えます。



Q7 妻が黙って風俗店で働いた場合は?


風俗店の内容にもよりますが、いずれにせよ婚姻を継続し難い重大な事由には該当すると考えます。
しかしながら風俗店で働く妻の理由も充分熟慮するべきです。



Q8 不貞行為を立証する方法は?

1
先ずは、携帯及びPCメールのチェック(ほとんどの場合携帯メールが主流)をします。
出来れば怪しいメールはプリントアウトしておく方が良いのですが、その手段が取れない場合にはメールの内容をダイレクトにカメラで写しておきす。(デジタルカメラや使い捨てカメラでOKです)携帯にロックがついている場合は後述します。
   

2
次に相手の行動をチェックし、日記等をつける事を始めます。
(日記は調停や裁判において有効な証拠になります)
カレンダーに帰って来た時間等を入れるだけでも構いませんが、出来ればその日の自分の心の動き(喜怒哀楽)等を正直に書き込んでおくのも良いでしょう。

   
3
そのメールや日記帳から当人の動きを探します。
怪しげな動きがあった曜日等の共通性を割り出します。
共通項がどうしても見出せ無いランダムな場合にも日記は証拠能力が高く、後々繋がって来る可能性が高いのでそのままつけ続けます。
   
怪しいと思う物を見つけた場合には何でも構いませんので取り敢えずコピーしておきます。


4
怪しい日が想像出来れば興信所に相談しその日を狙って調査依頼をします。
調査報告書には必ずビデオ撮影や写真にハッキリと調査対象者(配偶者とその相手)と識別出来て不貞の証拠となるだけの物が必要です。
   
そして、浮気相手の特定(氏名・住所・職業・家庭環境等)も調べておく必要があります。
メールが削除されていたり、日記でも全く想像がつかない場合には興信所とよく相談し、アドバイスを貰って相互間で期間や料金等に納得がいけば興信所任せて調査依頼をします。
(上述したメールのロックに関しては興信所に相談すれば解決出来ます)


5
これで不貞行為の立証は出来ますが、それを持って自分がどうしたいのか?
  
● 離婚までは考えていないが、これを持って浮気を止めさせたい。   


● 浮気相手を不貞行為で訴えて慰謝料請求をしたい。

   
● 離婚して子供の養育費や慰謝料をもらい社会的制裁を受けさせ自
  分の第二の人生を考える為に双方を訴える。


以上が概ね不貞の立証をする為の主たる3大理由ですが、?の場合には然程徹底した調査は必要無く浮気現場のVTR・証拠写真だけあれば目的は達成されるでしょう。